新聞記事2



ホワイトペガサスのメンバーシップ事業
2007年2月22日、バンコク、いやタイ王国を代表する名門ホテル「ザ・スコータイ」で私たちホワイトペガサスグループの記者会見が催された。真冬模様の日本とは一転、バンコクの真昼の最高気温は35℃。肌をじりじりと焼く陽射しは少々酷だが、このめでたい記念すべき日に、空は青く晴れ渡った。
ザ・スコータイはタイの歴史に冠たる王朝の名称をいただくに相応しい、伝統と格式を兼ね備えた落ち着きのある佇まいで、豊かな樹木に囲まれ、車と人の喧騒に包まれたバンコクに居ることを忘れさせてくれる。ダークオークの柱と白漆喰の塗り壁が織り成す上品なコントラストの建築様式は「コロニアル調」と称される。強く照りつける南国特有の陽射しに良く映える。たしかに映画などでよく観るプランテーション時代の洋館を彷彿とさせる。
さて、記者会見と言ったって、毎晩テレビでお目にかからない日はない、しょぼくれた、しかし「俺だけの責任じゃないからな」という表情がみえみえのオヤジたちが揃って頭を下げるアレではない。
私たちが行なったのはこの3月1日から正式販売を開始したホワイトペガサスメンバーシップについての事業発表だ。
我々は開始予定時刻の10時に先立ち、9時からリハーサル。特に壇上に座って事業計画を発表する3人の経営陣の表情には隠しがたく緊張から来る硬さが伺える。司会、同時通訳のスタッフも加わり、粛々とスピーチの予行演習をこなしてゆく。だんだんと話しぶりがこなれてきて、自然になってゆく。なんとも頼もしいことだ。
開催時刻の10時。裏方で切り盛りを行なってきた私の表情が今度はこわばってきた。人が来ない。記者がいない。まだ4、5人がぽつぽつと腰掛けているだけではないか。まさかこれで全員ってわけではないだろうなあ。聞いていた予定参加人員は約30名。いくらなんでもこれじゃはるばる海を渡ってきた3人が気の毒にすぎる。
イベントの主催に当たったタイのマスコミ・B週報のMさんが近くに来たので「大丈夫でしょうかね?」と思わず尋ねる。と、彼は平静を保ったままこう答えたのだった。「まあ10時半になれば揃いますよ。で、みんな席について落ち着いて、会見開始は45分くらいでしょうかね」。「タイだとまあこんなものですよ」。
スローフードならぬ「スローカンファレンス」。あくせくしないタイの空気が私は個人的に大好きなので「なるほど!」と思ったものの、「ホンマにこの会議室がいっぱいになるくらい集まるのかな」という不安は拭えなかった。
果たして30分が経過、Mさんの言葉通りの運びとなった。私の心配は杞憂と化した。受付には次から次と名刺を渡し、資料を受け取る記者が並び、瞬く間に会議室には人いきれがみなぎり始めた。ほとんどのテーブルに記者が並び、カバンからメモやカメラを取り出し始め、それらしい雰囲気が出来上がった。
そして10時40分、司会がマイクに声を乗せた。
まず、ホワイトペガサスグループを代表してCEOの三浦が、続いて企画・商品開発を司るトレーディング代表の金江、最後に顧客、特約店管理、営業統括に携わるジャパンの山本が事業計画を披露。少し話してはストップし、通訳がタイ語でフォローのローテーションを繰り返し、一人約10分ずつ、熱弁を振るった。
人が集まらないときから壇上に座り、いきなり大人数に圧倒されることがなかったことも幸いしてか、3人は終始落ち着いた態度でリゾートビジネス、会員権ビジネスにかかるビジョンをそれぞれに語った。
そして式次第どおり、質疑応答に移行。あちこちの記者から次々に質問が飛ぶ。
「会員権の形態はタイムシェアですか?」「タイではどのような事業展開をお考えですか?」「タイでの提携ホテルはどこですか?」など具体的内容を問うものから、ずばり「メンバーさんが1回のタイ旅行で落とす金額はいくら位ですか」と経済効果を問うものまで質問内容は多岐に及んだ。
観光立国であるタイのマスコミだから当然のことと言えるが、自国の観光収益にどれくらいの効果があるのか、タイでのビジネス展開にどのくらい将来性があるのか、に関心が集まったようだ。
記者会見の翌日、タイでのシェアを二分する代表紙、『バンコクポスト』と『ザ・ネーション』のビジネス欄で当社新事業が大きく紹介された。(ともに英語紙)さらにタイ語の現地紙5紙にも掲載された。成果は上々。いずれも好意的な内容で、ビジネスの成功に期待を寄せてもらっている様子が伝わってくる。『バンコクポスト』の大見出しでは「タイでの事業パートナー求む」と当社に代わってPRをしてもらった。そのおかげで数日後、プーケットの旅行業者から事業提携を持ちかける電子メールをいただいた。
前掲2紙の記事と日本語訳については、次のページに掲載しているので、ぜひともご覧いただきたい
ちなみにこのザ・スコータイは、ホワイトペガサスメンバーシップで宿泊できる提携ホテルの一つ。贅沢なステイを堪能するためには、まず「デラックススイート」での長期ステイがお薦め。ちなみに世界中にリピーターを持つこのホテルは常に高稼働率を誇る。早めの予約が欠かせない。
(レポーター 岩田トモユキ)