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2007年04月 アーカイブ

2007年04月23日

宿泊体験記ーインドネシア、バリ島ーウブドーロイヤルピタマハ

<バリ島に関するマメ知識>

 バリ島はヴィラと呼ばれる、1棟建ての宿泊施設がたいへん多い島です。ヴィラの良さは、隣の部屋と壁が隣接していないのでプライバシーが保てることや、一軒家風ですからアットホームな味わいのステイが経験できること。
 藁葺き屋根のお部屋は天井が高く涼しいことなどです。バリでは空港からは車(タクシーなど)以外の交通手段はありません。そのため、たいていの宿泊施設は送迎サービスを持っているようです。でも一応、宿泊される前に確認しておくことをお勧めします。
 気温は年中を通じて32度くらい。日本の真夏を過ごしている日本人には割りにしのぎやすい暑さです。緑が多く繁華街以外ではコンクリートの建物も少ないので同じ気温でも日本より快適に感じます。また、適度に湿気のある暑さなのですが、これも湿気の多い日本で暮らす我々にはむしろ肌に合った湿度と言えるかもしれません。とはいえ、服装は夏物を着て行きましょう。今回泊まったホテルのあるウブドは山間部なので朝夕は比較的涼しくて過ごしやすい土地です。

内側から見るとかなり頑丈な造り
ヴィラの天井は高くて通気性がよい

<バリでの遊び方>

 バリへ行ったら、海辺と山間部両方で滞在して変化を楽しむのもいいでしょう。何もしないで数日のんびり過ごしてから、マリンスポーツや身体を動かすアクティビティに参加してもいいし、どう過ごすかをあらかじめ決めていくのもよし、現地でぼーと過ごしてそれに飽きたら行動してみるのもよし。プランのないプランで外国に行くなんて、それこそ真の贅沢って思えます。でも、バリはそういう贅沢が可能な島です。そんなことが本当にできるように早くなりたいなって思います。時間が許せば1ヶ月まで観光ビザで滞在できますのでプチ長期ステイを体験してみたいものです。

山に飽きたらビーチに移動しよう
バリに行ったら、山と海の両方体験したい

<ロイヤルピタマハがあるウブドの町周辺について>
 
 ロイヤルピタマハは、全て1棟建てのヴィラで全てのヴィラにプライベートプールがついている豪華五つ星クラスのヴィラです。場所はウブドの中心からは少しはずれていますが、町までの無料シャトルがホテルから出ています。ウブドの町中には市場があって土産物店が多くあります。芸術家の町としても知られ伝統的な画法で描いた絵などが安く売られています。規模は大きくありませんが美術館なども幾つかあってモンキーフォレストから周辺2キロくらいをぶらっと散策してみるのもいいでしょう。

シルバー製のガムランボールは日本の若者の間で大人気
ウブドの市場のシルバーショップ、絵画や民芸品のお店も多数


<ロイヤルピタマハでのチェックインとスタッフの印象>

 バリには同系列ですが、ロイヤルのつかない「ピタマハ」というヴィラもあります。ピタマハの豪華バージョンとも言えるのが「ロイヤルピタマハ」です。ホワイトペガサスではロイヤルピタマハのみ扱っております。同じウブドにフォーシーズンやアマンダリといった超高級ホテル(こちらもヴィラタイプ)がありますが、そちらで泊まったお客様が、「ロイヤルピタマハの方が落ち着ける」とおっしゃったそうです。宿泊費は倍以上も違いますが…その理由は「働く人々が温かくて、心地良く滞在できる」のだそうです。一流ホテルの教育をきっちり受けた従業員のような洗練された面はありませんが、地域を活性するためにオーナーが地元の若者を中心に雇用しているのだと聞くと何となく応援したくなります。彼らの強みは何と言っても素朴な笑顔でしょう。多少のミスがあっても叱る気になれない、彼らの素直さや純朴さから滲み出る魅力は教育されて出るものではなく持って生まれた人柄だと言えましょう。

実物たちの笑顔は自然で可愛いのですが…
カメラを向けられやや緊張気味のスタッフ

 ホテルのロビーに降り立った時からバリ人の暖かい笑顔に迎えられます。私はバリ島では、ホテルインスペクションのためあちこちのホテルを周りましたが、ロイヤルピタマハの従業員の笑顔が一番好きです。普通の「愛想笑い」とは異なり、ちょっとはにかんだようなあどけなさと素人臭さが笑顔の奥の「心の温かさ」を表しているように思えてなりません。笑顔の話は置いといて、チェックインするのもフロントで立って待たされることはなく、ラウンジエリアに案内されて、冷たいおしぼりと冷えた美味しいお水などを出してくれます。ちなみにロイヤルピタマハは空港に迎えに来てくれたドライバーが車の中にもミネラルウォーターを用意してあって「コシノさん、喉が渇きませんか?」と勧めてくれました。チェックイン手続きをしたら、朝食のメニューなどもあらかじめここで選んでおきます。ラウンジで食べてもいいし、お部屋で食べてもいいのですが、部屋食を希望する場合は事前に申し出る必要があります。(初日は是非お部屋で取ることをお勧めします。バスローブのままで朝食を取るというのもこれまたリッチな気分になれます)

<日本人コーディネーターのケイコマンダラさんに会えたらラッキー>

 私がチェックインした時は、ラウンジで休憩しているとロイヤルピタマハでの日本人コーディネーターのケイコ・マンダラさんが通訳としてチェックインのお手伝いに来てくれました。彼女はご自身はアーティストでバリの踊り子たちの絵を描いて個展を開く程の腕前ですが、ロイヤルピタマハのオーナーのお知り合いであり、名前からわかるようにバリ人と結婚している方です。ご主人もアーティストで、有名なバリの王族であり伝統舞踊団の団長(今は弟さんに代を譲られたとか)だそうです。この方の人生は波乱万丈でロマンティックなんです。ご本人は謙遜されてましたが、外国で現地の人々の中に溶け込んで美しくかつ逞しく生きる日本女性の姿に感動を覚えずにはいられません。このブログでは詳細は語りませんが、ドラマティックな彼女の人生とバリの美しさを重ね合わせてしまう私です。それというのも、ケイコさんは美しくて、聡明で、そしてこの上なく優しい方です。ロイヤルピタマハに多くの宿泊客が惚れ込んで何度も泊まりに来るのは彼女の温かくて、親切な人柄も起因しています。日本人宿泊客にとって彼女の存在はとても大きなものでロイヤルピタマハにとっては欠くことのできない存在です。

ケイコマンダラさんの美しい笑顔
ケイコさんと会ってお話しているととても心が和みます。気取ってなくてホントに可愛い方です

<インテリアとお部屋&プールについて>

 ラウンジエリアの装飾はオーナーがバリの王族とあってあくまでも伝統にこだわり細部に至るまで「バリ」って感じの装飾や調度になっています。ドアと壁の区別がよくわからないので、エレベーターやトイレですら最初は案内されないとどこかよくわかりません。細部にわたる彫刻を一つ一つ見ているだけでも知らないうちに時間が過ぎていきます。ここは「時間がゆっくり流れる空間」なのです。
 案内されたお部屋は山の上の方でした、お部屋に上がる手段は外の石段だけなので、足に不安のある方はラウンジに近いお部屋を予約された方がいいでしょう。1棟ずつ玄関があってその先に入口があります。今どき珍しい南京錠を開けて中に入ると「ああ、山一つここの土地なんだな」って錯覚してしまいます。

今どき南京錠の鍵ってナンカお洒落
ヴィラの玄関を入って正面にあるドアのデザインも芸術的

 お部屋から見える景色はのどかな山の風景だけです。民家すら見えません。はるか遠くにどこかのヴィラらしいものが小さく見えますが谷を隔てた向こう側です。全ての部屋にあるプライベートプールは楕円形で全周80mのこじんまりしたものですが、一人や二人でのんびり泳ぐには十分な広さです。バリは常夏の国ですから夜プールに入ってもあまり冷たくありません。昼間に随分温められているようです。隣の部屋との境には高い塀があって、上下左右どこからも自分のお部屋のプールが見えることなく設計されています。是非、素っ裸で泳いで欲しいです。気持ちいいものです。お部屋の中はリビングルーム、ベッドルーム、バスルームと3つの部屋で出来ています。そしてその部屋のどれからもプールに行けます。大きなバスタブは新婚さん向けにハート型になっています。お湯が溜まるまで30分以上かかります。バスタブにお湯を張ってプールでしばらく泳いで身体が冷えたらバスで温まって、またプールで泳ぐ。こんな贅沢したことあります?って自分に問いかけながら、ゴージャス気分に浸りました。

隣との間には高い塀があるから全然見えません
お部屋専用プール、ゆったりとした時間が過ごせます

<ベッドルームと独特の鳴き声のとかげ>

 ベッドは4人くらいで寝られそうなほど広く、ほどよい硬さがあり寝心地良くぐっすり眠れました。夜寝る時に部屋の天井辺りから鳥の鳴き声のような音が聞こえました。鳥がお部屋の中に入ってきて出られなくなっているのかなって目を凝らして天井を見つめましたが何も見えませんでした。後でそれはバリの「とかげ」の鳴き声だと知らされました。屋根が藁葺きなので小さい隙間から中に入ってきたり出たりしているのかもしれません。とかげが鳥のような鳴き声を出すなんて初めて聞きました。プールの近くを日本で見るよりはるかに大きいとかげが移動しているのを見たのですが、それだったのかもしれません。眠っている時にベッドの上にあんな大きなとかげが落ちてきたら怖いな思いましたが、バリではそういった野生の小動物も日常です。危害を加えることはないのでそっとしておきましょう。

WP会員にはサロン(1枚布)がプレゼントされました
大きなベッドでぐっすり眠れます。枕銭は5000ルピアくらいが相場です


<お役立ち情報>

 一つ役に立ったのが首とか腰にぶらさげるタイプの「携帯用蚊取り」です。お部屋には蚊取りマットが置かれていましたが出かける時に携帯用は便利でした。お陰で全く蚊に刺されることはありませんでした。観光客は現地の人より蚊に刺されることが多いらしいのでこういった物を日本から持参することをお勧めします。

<なごり惜しい出発ー最低4泊はしたいと思いました>

 翌朝、予約してあった時間に朝食が運ばれてきました。私が注文してあったのはアメリカンブレックファストです。トースト、クロワッサン、エッグ&ベーコン、フルーツ、フルーツジュースに紅茶。たくさんあって食べきれない程です。時間があれば遅い朝食にして、プールに入ったりしながらゆっくり食べたいと思いました。とにかく2日くらいは部屋から出たくない気分になります。プールサイドのチェアーで寝そべって本を読んだり(外国人がよくやってますよね)しても傍目を気にする必要がないので好きに過ごせるというのが恥かしがりやの日本人にぴったりな気がします。
 ウブドの自然を眺めていると遠い昔の郷愁が蘇ってくるのです。(行けばわかります)緑という色は我々には安心できる色なのでしょうね。耳をすますと自然の音が聞こえます。鳥のさえずりや木々のそよぐ音、雨季には午後にスコールがあります。その雨音ですら心を落ち着かせてくれる、そんな島がバリ島です。ロイヤルピタマハに後ろ髪を引かれながらホテルスタッフに笑顔で見送られて去る時に「また来るね」と心の中でつぶやくのは私だけではないことでしょう。

1月~3月は雨季、夜に雨が降って朝もやが出ています
お部屋のすぐ外がプールでその先は見渡す限りの山の風景。マイナスイオンたっぷり


WP企画部スタッフ   M.Koshino

2007年04月25日

モーニングコール

ホテルに泊まる場合、殆どの人が必ず受けるサービスにモーニングコールがある。今では部屋に備え付けの目覚まし機能を使うことが多く、モーニングコールをホテルに頼まない人も多いのかもしれない。

私の場合は、人の声で目を覚ましたいので、どちらかと言うとモーニングコール派である。残念なことに最近ではモーニングコールもテープの音声が主流になりつつあり、「目覚まし」で目覚めるのと大差ないことも多くなった。しかし今でも一流のホテルになるとオペレーターがちゃんと肉声で起こしてくれる。
「おはようございます。○○様、□□時でございます」と名前で呼んで起こしてくれる。
私の場合はこれで十分に満足していたが、たまに睡眠不足が重なって一度のモーニングコールで起きる自信がない時などは「目覚まし」と「モーニングコール」の両方を使っていた。機械的な音と肉声とのアンバランスに違和感がないわけではなかったが、当たり前の事として受け止めていた。
客室

ところがある日、いつものようにモーニングコールを頼もうとオペレーターに電話をしてみた。
私:「明日の7時に起こしてもらいたいのですが・・・」
オペレーター:「○○様でございますね。かしこまりました。明日7時で承りました。」
私:「ありがとう。」
ここで電話を切ろうとしたら、なんと次のように聞いてきたのだ。
オペレーター:「ところで2回目のモーニングコールはいかが致しましょうか。ご要望があれば手配致しますが・・」
正直、驚いてしまった。初めての経験だったからだ。モーニングコールを頼んだ後、目覚ましをセットしようと考えていた私は、すかさず
私:「では、2回目は7時15分にしてください。」
オペレーター:「○○様、かしこまりました。7時15分で承りました。それではおやすみなさい。」
翌日、モーニングコールは確かに2回あった。
オペレーター「おはようございます。7時15分でございます。」
私:「おはよう。2度目のモーニングコールありがとう。」と眠そうな声で答えて電話を切ろうとした。すると「眠そうな声」を察したのか、次のように聞いてきたのだ。
オペレーター:「次のモーニングコールは必要ございませんか。もし宜しければ・・・」
私:「え、いえ・・もう結構です。ありがとう」
オペレーター:「わかりました。では、○○様、どうか良い一日を」

参りました。すばらしい。ここまでホスピタリティが行き届いているとは・・・・・
やはりこのホテルの評価が高いのは施設などのハードだけではない。泊まってみてはじめてわかるサービスの質の高さを実感させられた。

たかが「モーニングコール」されど「モーニングコール」である。
些細なことも知れないが、ホテル側のほんのちょっとした心配りがゲストを感激させる。
このようなホスピタリティを体験したゲストが多いからこそ、このホテル(マカティ シャングリ・ラ マニラ)はゲストから一流としての評価や名声を保ち続けることが出来るのだと思う。

注意:すべてのゲストがこのようなサービスが受けられるかは確認しておりません。あくまでも個人的な体験を書いたものです。また、オペレーターとの会話は英語を使っておりオペレーターが日本語を話すわけではありません。

山口ジュンペイバスルーム外観

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